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ライバル




「悪りぃ、ちょっと仕事の電話するわ」

猟場へ移動する車中、Nのスマホが鳴る。

漏れ聞こえてくるのは、宇宙ビジネスの話だった。



長年の友人であるN。

手がけているビジネスは手広く、

一体いくつのプロジェクトを並行して走らせているのか

私には想像もつかない。

火の玉のように熱い男で、

彼の周りには常に人が集まる。



Nとは同い年。

常に何かを切り拓き、前進する姿はいつも眩しい。

私は彼のことを勝手にライバル視しているが

N自身にとってはそんなことはどうでもいいだろう。



全国を休みなく飛び回る激務の中、

「ミキオと狩りに行きてぇよ」と

鎌倉から北海道まで来てくれた。

何としても一緒に鹿を獲りたいと思った。

止め刺しや解体、

生命が肉となっていく瞬間を体験してもらい、

その肉を一緒に喰らうのだ。





前夜は自宅そばの居酒屋で飲み、

Nがボトルまで入れてくれた。






気づけば23時。

気持ち良く酔っ払って帰宅後、

装備や解体道具のチェックをしてナイフを研ぐ。

起床は4時、寝る時間はあまりない。



部屋に転がっている

巨大雄の頭骨標本に興味津々のN。

鹿の角が欲しいという。

毎年春先には鹿の角が落ちると教えると、

それを拾いに山に入りたいとまで言っている。

ということは、

明日の狙いは、難易度は高いが雄鹿だな、などと考えながら

死んだように眠りにつく。





私が少し遅れて起き出すと

Nは既に準備を済ませていた。

寝不足で頭が痛いが

そんなことは言っていられない。

車に荷物を積み込み、

真っ暗な道を走り出す。



次第に夜が明けてくる。

嘘のような快晴だ。

二日前に同じ道を走っているが、

その時に比べて雪が圧倒的に少ない。

季節の変化は加速度的に進んでいる。

ゾンメルスキーもスノーシューも準備して来たが

どちらも使えないかもしれない。

溶け始めた雪は一番タチが悪く、

重いし、踏んだ時の音はうるさいし、

踏み抜くと足が深くハマるし、

雪崩の危険性も高まる。



トンネルを抜け、予定していた猟場に近づくと

急に雪が増えて来た。

そして、車を降りるとフカフカのパウダースノー。

これだけコンディションの良い雪は久しぶりだ。

風は全くない。

抜けるような青空から降り注ぐ暖かい日差しに、

足元には雲のような白銀の世界。

Nの運の強さなのだろうか。

こんな日もあるのだと、感動する。

今日はどこまででも歩けそうだ。





歩き始めるとすぐに、新鮮な足跡を見つける。

蹄がこすった細かい雪の重なりが全く崩れていない。

1時間も経っていないはずだ。

しかも、色々なサイズの足跡が何頭分も重なっている。

今日は案外楽に獲れるのでは、と期待が膨らむ。



いつも鹿が溜まっている木立に入っていく。

しかし鹿はいない。

足跡は山の奥へと続いている。

我々もどんどん奥へと入っていく。

車から遠くの山の斜面を見たとき、

日当たりの良い開けた場所に大きな群れが出て

一心不乱に草を食べていた。

木立を抜けたところに、

同じように開けたポイントがあることは知っている。

二日前に歩いた時にも、たくさんの鹿の寝床があった。

頭の中で、そこで数十頭の群れが

口をモグモグと動かしている様が目に浮かぶ。

中にはのんびりと座り込んでいる鹿もいるに違いない。

木立を抜ける前からスピードを更に落とし、

慎重に木の陰から鹿の広場を覗き込む。

が、そこにも鹿の姿はない。

一頭も、いなかった。



何がどうなっているのか、良く分からない。

観察できる状況から鹿の動きを読み、

リアルなイメージまで作り上げることができている。

いつもなら、予想通りに鹿を見つけ、

既に獲っている流れだ。





目の前の潅木の枝についた傷から

小さなつららが垂れ下がっているのに気づいた。

少し白濁している。

以前見た、野鳥がホバリングしながら

つららをつついている映像を思い出した。

厳冬期を過ぎ、春先の樹木は

活発に甘い樹液を循環させ始める。

そうしたサトウカエデの樹液を煮詰めたものが

メープルシロップ。

一年中採れるわけではない。





目の前の木が何の木だかは分からないが、

試しにつららを口にしてみる。

かすかに甘い。

ピリッとした冷涼感と相まり

瞬時にリフレッシュされる。



気を取り直し、ここからが勝負だと標高を上げていく。

足跡は新鮮なままで、

ついさっきここを通ったばかりのように思える。



今まで入ったことのない山奥まで来る。

どう考えても、ここにいるだろう、

という場所が何箇所もあるが

ことごとく鹿はいない。



ようやく、尾根を一つ越えた遠くに

三頭の鹿を見つける。

直線的に近づけば気付かれてしまうだろう。

一旦来た道を少し戻り、

見えない角度から回り込んで距離を詰める。

射程距離まで入ったところで

そっと頭を上げると、雌鹿がゆっくりと歩いている。

こちらには気づいていない。

しかしそのまま藪に入り見えなくなる。

再度、先回りしようと回り込む。

するとはるか前でこちらを向いて立っている。

どこかで気付かれ、歩くスピードを上げたのだ。



結局、そのメスを獲ることはできず、

更に登ってもそれ以上の鹿の気配はない。

今まで何度も通い、

必ず鹿を獲ってきた相性の良い山。

足跡も十分にある。

しかし私がイメージする場所に鹿はいない。

晴れ渡る山は、気持ちがいいばかりで

狩猟というセンサーには

引っかかってくるものが少ない。



午前中が終わってしまった。

山の中でコンビニのパンを考えながら思案する。

このエリアは、もう一箇所、歩ける斜面がある。

そこを歩くか。

あるいは思い切って車に戻り、

一旦昼寝でもした後に

夕方の鹿が動く時間にまた同じポイントを攻めるか。

どちらにせよ、一度スタート地点に戻る必要がある。

歩き出すが足取りは重い。

このままではいけない。

鹿がどうこう、というより、

最大の問題は自分の気持ちだ。

この違和感を抱えたままに

鹿を追うことは得策とは思えない。

夕方にはきっと鹿は出てくるだろう、と思いつつも

思い切って、車で大きく移動することにした。






次に入ったエリアは

まだ一度も歩いたことがない場所だ。

朝、車からは数頭の鹿を見ていた。

鹿の気配は濃い。



雪はかなり溶けている。

スノーシューでは土の上は歩きにくい。

選択に迷うが、スノーシューをバックパックにくくりつけ

長靴で歩き始める。

雪が重い。

数十メートルも行かないうちに

雪を踏み抜き、腰までズッポリとハマる。

やはりスノーシューでないと無理だった。



段差を登りきって驚いた。

道からは全く見えていないが、

その背後には峻険で高い山がそそり立っていたのだ。

そして、その崖の麓に二頭の鹿が見えた。

大きな木の根元に顔を埋め、食事中だ。

このポイントに入って15分くらいだろうか。

これが、いつもの感覚だ。

猟場を変えて正解だったとほくそ笑む。



斜面が急で藪も濃く、

座ると見えなくなってしまう。

もう少し、前進しなくては。



ジリジリと進み、

少し開けた場所に出たところで気付かれた。

そのうちの一頭は、

この日初めて見る大きな雄だった。

長く伸びやかな立派な角。

コイツだ。

Nのために、コイツを仕留めたい。

斜面を登っていく雄鹿。

せっかく少し詰めた距離が

どんどん開いていく。

距離は遠く、かなりな撃ち上げだ。

しかし、あの雄がどうしても欲しい。

雄が少しだけ止まった瞬間、

祈るような思いで引き金を引いた。



正直、当たったという手応えは感じなかった。

斜面を再び登り始める雄。

しかし歩みはゆっくりだ。

もしかして、当たっているのだろうか。

徐々に遠くなり、高い場所に移動する鹿に

更に発砲した。

雄鹿のスピードは更に落ちたように見えたが、

それでも崖を登りきり、視界から消えて行った。



このまま諦めるわけにはいかない。

まずは弾が当たっているか、確認する必要がある。

我々は崖を登り始めた。

Nのスノーシューはどうも滑るらしく、

すぐに距離が開いていくが気にせずに登る。

まずは鹿を追うのが先決だ。

Nなら必ずなんとか付いてくるはずだ。

斜度は45度近いか。

雪崩が心配だ。

一気に心拍数が上がり、汗が噴出する。



崖を登りきる手前、

数頭の鹿が右手に向かって走って行くのが見えた。

鹿は無駄には逃げない。

私たちが本当に崖を登ってくるのか、

下からは見えない棚の上で様子を見ていたのだろう。

登りきってひと息つく暇もなく、

その先の尾根を登り始める。

振り向くと、Nはずっと下だ。

午前中いっぱい、鹿の足跡を追ってきたので、

私のスノーシューの跡くらいは追ってこれるに違いない。

狩猟で山に入るのが初めてのNを

置いてけぼりにするのは心苦しいが

彼のためにもなんとか鹿を獲りたい。



尾根を更に一段上がった見晴らしの良いポイントに立つ。

しかし、鹿は全力で逃げ去った後だった。

飛ぶように駆けた、

大きく間隔の空いた足跡だけが残されていた。

またしても逃げられた、とがっくりと肩を落とす。





少し休憩しながらNの到着を待つ。

しばらくすると、ハアハアゼエゼエと

荒い息をしながらNが現れた。

途中の崖で下を見たときは、

落ちたら死ぬ、と思ったそうだ。



「ミキオ、先行っていいぞ、追っかけるから」

と服を脱ぎ始めたN。

ビショビショに濡れたインナーを捲り上げ、

タオルで乾布摩擦を始めた。

お言葉に甘えて、更に尾根筋を上がることにする。

Nのペースに合わせるのではなく、

今日は私のペースに合わせてもらう。

ヤツにはそれくらいの体験をしてもらわないと

せっかく北海道まで来た意味もないだろう。



一人で登り始めると、

後ろから「最高!マジ最高!」と声が聞こえてくる。

Nの独り言だ。

表情を盗み見ると、これが全然楽しそうではない。

思い切り辛そうに顔をしかめ、

息はまだ上がったまま。

体は限界を迎えていながら、

言葉だけは「最高!」と言い続けている。

無理矢理ではあるが、本音でもある。

全くもってNらしい。

笑いをこらえながら進む。



しばらく登るが、鹿の気配は薄くなるばかり。

もう少し標高が低いラインの方に

鹿は溜まっていそうだ。

尾根を下り、Nと合流した。




この時点で16時過ぎ。

銃を撃つことができるのは17時32分の日没まで。

タイムリミットはあと1時間半だ。

さて、ここからどうするか。

せっかく登りきった最初の急な崖を

すぐに降りる気もしない。

鹿の群れは、下から見て右の方向に逃げた。

反対方向に行けば、また次の群れに当たるかもしれない。

標高をキープしながら、左に進路をとることにした。



足跡の筋を見つけ、そのラインに乗る。

ふと、雪に赤いものがにじんでいるのに気付いた。

もしや、と目を凝らす。

血だった。

弾は当たっていたのだ。

急にそれまでの疲れが吹っ飛び、

体と心のスイッチがONになる。



大した血ではないので、

致命傷にはなっていないだろう。

それでも、この赤い道しるべの先には

確実にあの大きな雄鹿がいるのだ。

焦ってはいけない。

幸か不幸か、関係ない場所をしばらく見ていたので

時間は少し空いている。

追っ手を振り切ったと、鹿も油断しているかもしれない。

走られたら、たとえ傷を負っていても

人間の足では追いつくことはできない。

気付かれずに、弱った鹿にそっと追いつき、

とどめを刺すのだ。

かすかな痕跡を頼りに、慎重に追跡を始める。





よく見ると、ポツポツと雪に落ちた血が

たまに手のひらで押しつぶしたように伸ばされている。

鹿の蹄は硬くて長細いため、

棒で刺したような跡になり、

平らに雪を押しつぶしたりはしない。

鹿は多分、たまに前脚の膝をつき、

その時に血を踏んでいるのだ。



だとすると、出血しているのは前脚付近。

内臓に弾が入っているような血の出方ではないため、

肩や背中などに着弾したのだと考えられる。

歩きながらもたまに膝をつくということは、

それなりにダメージがある、ということだ。



しかし、雄の足跡は、

険しい尾根を登り、急な谷を下り、

凄まじいアップダウンを繰り返しながら

斜面を渡っている。

五体満足の人間が、肩で息をしながら、

時にズリズリと足を滑らせてようやく登れる坂を

傷を負った鹿が超えていくのだ。

どれだけ力強いのだろう。

どれだけ生きようという意志が強いのだろう。

ここから先は、鹿と自分の根性比べだと覚悟を決めた。



しかしトラブルが発生する。

足を踏ん張ると、スノーシューが外れてしまうのだ。

どうも、私が履いている林業用の長靴が

スノーシューと相性が悪いようで、

かかとがすぐに抜けてしまう。

ここまでもたまに脱げてしまっていたが、

急坂のアップダウンを繰り返しているうちに

さらに脱げやすくなっている。

ひどいと、数歩進んだだけで緩んでしまう。

少し進んでは止まり、バックルを締め直す。

残された短い時間のうちに

鹿に追いつかなくてはならないのに全然進めない。

ストレスが溜まっていく。



尾根を越え、谷に差し掛かったとき、

谷を挟んで向かいに、何かが動いているのを見つけた。

立派な角。

足を少し引きずり、ゆっくりと急坂を上っている。

あの雄に間違いない。

ようやく追いついたのだ。

途中で動きを止め、こちらを見ている。

横向きの全身が見えている。

もう少し早く気付くことができていたら。

私が鹿を見つけたポイントからは

藪が邪魔だ。

今日は拙速な射撃で鹿を半矢にしている。

谷を越えて撃つには少なくとも座って体を安定させたい。

藪を避けるためには、10メートルほど登らなくては。

慌ててバックし、尻もちをつくように座る。

銃を構えた瞬間、鹿は再び動き始めてしまい

視界から消えて行った。

あと10秒早かったら、撃てていたと思う。



歯ぎしりをして再び追い始める。

多分、私は鬼のような形相をしていたのではないか。

谷を下り、沢を渡り、尾根を直登し、

追跡は続く。



鹿が上に逃げないようブロックするため、

血痕の少し上のラインを歩く。

静かに急ぐ。

大きな音が立たないギリギリまで

歩くスピードを上げる。



そしてまた、鹿の角を視界に捉えた。

金色の夕陽をバックに

美しく枝分かれしたシルエットが揺れる。

それが手負いであることを忘れ、

一瞬ではあるが見惚れてしまう。



目の前の段差を越えれば、

あの雄鹿が見えるかもしれない。

気持ちばかりが先に行くが、

スノーシューが外れて仕方がない。

ここでようやく気付いた。

Nもスノーシューを履いているではないか。

「N!スノーシュー取り替えて!」

と頼む。



一度は鹿まで50メートル以内に迫った。

ここからもう一段スピードを上げ、

なんとしてでも追いつくのだ。

Nのスノーシューは脱げにくく、

喜び勇んだ私は、たまらずに走り出した。



崖の淵まで来て

鹿が座っていたであろう場所を見つける。

多めの血が滲んでいる。

しかし、そこから先に続く血痕が見当たらない。

どの方向に行ったのか。

ここまでずっと逃げて来た方向だろうと思い、

そのまま稜線を進む。



次の谷筋まで来て、視界がひらけた瞬間、

また対岸を駆け上がる鹿を見つける。

しかし、雌だった。

雌鹿は斜面の途中で止まり、

こちらを振り返った。



絶好のチャンスだ。

これなら当たる。

日没前に出会った、ようやく、仕留められる鹿。

Nに止め刺しや解体を体験してほしい。

膝をついて銃を構える。



しかし引き金を引く指が止まる。

あの半矢の雄を仕留めず、

ここでこの雌鹿を獲っていいものか。

この雌を撃って解体して、

本当に心残りはないのか。

自問自答は一瞬で、すぐに答えは出た。

銃を下ろして立ち上がると同時に

雌鹿は逃げ始めた。

これで、いい。

たとえ獲れなかったとしても、

これば、私の狩猟だ。



Nが追いついて来た。

一旦、最後に確かな血痕があったところまで戻る。

改めて次の一滴がどこに落ちているかを探す。

我々の裏をかこうと、180度方向転換して

崖沿いを反対方向に逃げたのか。

そちらの方向にも進んでみる。

しかし血の跡はなく、また振り出しに戻る。



もしかして。

もう一つの可能性を思いつく。

鹿はこの崖を下ったのではないか。

見える範囲に血は確認できない。

普段なら、ロープがないと降りる気がしない斜度だ。

しかし、この目で確認しないことには気が済まない。

転げ落ちるようにして最初の段差を降りる。



あった。

崖から続く血痕をついに見つけた。

これでまた追える。

そして次の血を探す。

またしても見つからない。

徐々に暗くなり、日没前の太陽光が雪を赤く染め始める。

このままでは、赤い血が見えにくくなってしまう。

時計を見る。

日没まではあと4分。

本当に本当の、ラストチャンスだ。



右に行くか、左に行くか、下に降りるか。

先ほどと同じ選択肢だ。

随分標高も下がって来たので、

上から見下ろせば、斜面のかなり下まで見える。

この標高ラインをキープすれば、

下方向もカバーできるはずだ。

では、右か、左か。

鹿の気持ちになる。

アイツならどちらに行きたいだろう。

左に戻る方向に決め、走り始めた。

尾根の向こうに、雄鹿が身を隠しているような気がしたのだ。

谷に差し掛かり、次の尾根までを見渡せる場所まで来た。

しかし、そこに、あの雄はいなかった。






西側に開けた斜面。

見事な夕焼けだった。

暖かく切なく、人肌恋しくなるような空が広がる。

太陽は、日本海に半分以上水没しながら

空と海を同時に茜色に染め上げる。

この世界はなんと美しいのだろう。

人間は何とちっぽけなのだろう。



鹿に追いつけなかった悔しさ。

せっかく北海道まで来たNの為に

鹿を獲ることができなかった申し訳なさ。

最後の最後まで、諦めずに鹿を追ったことの充実感。

手負いのまま、我々の追跡を振り切った鹿への賞賛。

整頓できない感情が渦巻く中、

夕陽は淡々と沈んでゆく。

ぽちゃん、と水滴が跳ねるように

最後の輝きを放ち、姿を消した。



Nと私にとっては、

自分の命を燃やした特別な時間。

この一日の体験を共有できた喜びを

無言で噛みしめる。

複雑な二人の想いが海に溶け込んでいく。




そして、地球にとっては普段通り、

何の変哲も無い一日が終わった。



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