物語が本に記されているとは限らず、
							想いがいつも手紙に
したためられている訳ではない。
						
							無限のストーリーとメッセージが、
							空を流れる雲に、
煌めく水のせせらぎに、
大地に刻まれた足跡に、
							常時描かれ続ける。
						
私も語り部の一人として、 果てしなき叙事詩をここに綴ろう。
							彼らと同じく、
							足というペンが折れ、
血潮というインクが尽き果てる、
							そのときまで。
						
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